特長
スライダーリフトとは
リボン状のしなやかなプレートの使用により、面で引き上げる力がアップ

- 面で持ち上げるため引き上げ力アップ。効果も長持ち・引きつりも起こりにくい
- 糸(スレッド)より深い層からの引き上げ
- 中顔面(頬)の脂肪によるたるみ改善
- 吸収される特殊な素材で異物が残らない
- フェイスラインが引き締まり、小顔に
従来の糸による施術は手軽・安全性ではメスを使う施術に勝るものの、皮下の深い部分の引き上げには限界があり、十分にリフトアップ効果が出ないなどのデメリットがありました。スライダーリフトは、糸のリフトアップが持つメリットはそのまま、より深い層に挿入できるため、たるみを糸よりしっかり引き上げることができます。
※ プレートを使ったリフトは、「ハイリフト」と呼ばれることもあります。
適応症状
- 頬やアゴのタルミを改善したい方
- 糸によるリフト効果にご不満の方
- しっかりリフトアップしたいがフェイスリフトには抵抗のある方
- タルミの状態が中等度の方
- フェイスリフトの効果をさらに高めたい方(フェイスリフトと併用可能)
- 額のたるみ、シワが気になる方
スライダーリフトの特長
リボン状のしなやかなプレートにより“面”で引き上げる力がアップ

髪の毛の中を1.5cm程切開し、そこから3ミリ幅の細いリボン状のしなやかなプレートを挿入します。 糸に比べ接触する面が多いため、引き上げ力がアップ。プレートは吸収されますが、引きあがった状態を保ちながら徐々に溶けていくため長期間効果が持続します。また、体内に異物として残ることはなく非常に安全です。切開する範囲も小さいため、本格的なメスをいれる施術に比べ、腫れや内出血が少ないことも特長です。 2週間から1ヵ月かけて効果が最大になり、フェイスラインがよりシャープに、小顔になっていきます。

従来の糸では難しい、深部での引き上げが可能に
従来の糸によるリフトアップでは皮膚内の深い部分の引き上げには限界があり、無理に行うとひきつれの原因になることもありました。そのため、たるみの状態が重度の方は、本格的なフェイスリフト施術を行わないと効果を感じにくいという現状でした。しかし、スライダーリフトは深部での引き上げが可能なため、負担が少なく、より効果が長持ちします。

中顔面(ミッドチーク)の脂肪によるたるみの改善
ミッドチークと呼ばれる頬の部分のたるみは、「malar fat pad(マーラーファッドパッド)」という頬骨上の脂肪の塊が、加齢により重力に逆らえず下がってくることが主な原因です。従来の糸によるリフトアップは、皮膚の浅い層に挿入するため、皮膚のたるみを引き上げることは可能ですが、「malar fat pad」を引き上げることはできませんでした。 このデメリットを解消したのが、スライダーリフトです。皮膚の深い層へプレートを挿入するため、皮膚のたるみだけでなく、「malar fat pad」も一緒に引き上げることができ、頬の脂肪によるたるみを解消します。
「malar fat pad(マーラーファッドパッド)」とは
頬の部分にある脂肪の塊のこと。この脂肪の塊が下がることにより、 タルミとなり老けた印象になる。

下顔面(あごのフェイスライン)のたるみの改善
フェイスラインのたるみは、皮膚の浅い部分のたるみとSMAS層と呼ばれるより深い層のたるみが原因です。
スライダーリフトは、従来の糸より深く挿入することができるため、SMAS層のたるみも引き上げることができ、よりリフトアップ効果が高いのです。フェイスリフトは皮膚とSMAS層のたるみを切除し引き上げるため、当然さらに効果は高いのですが、ダウンタイムが大きいというデメリットがあります。スライダーリフトは、従来の糸よりも深い層からの引き上げが可能でありながら、フェイスリフトよりも負担の軽い施術と言えます。


傷口の心配不要
髪の毛の中を1.5cm程切開して、そこから組織を引き上げる細いリボン状のしなやかなプレートを挿入します。切開する範囲も小さいため、フェイスリフトに比べて腫れや内出血が少ないことも特長です。プレートを挿入する時は、専用の器具に装着して滑らせるように挿入するため、皮膚に負担もかかりません。
開発医師から直接技術トレーニングを受けた医師が施術

当院では、開発医師であるDr.Limより直接技術トレーニングを受けた医師が施術します。挿入部位や挿入法など細かく習得しているため、より患者様の症状に合わせたリフトアップを行うことができます。
施術の流れ
STEP1カウンセリング

カウンセリングでは、シミュレーションシステムを使用して、ご希望のイメージを医師と共有します。実際に患者様の希望する部位を撮影し、その画像をもとに、パソコンでシミュレーションをしていきます。 ご不明な点や不安なことがありましたら、遠慮せずにお聞きください。
STEP2マーキング
施術部位にマーキングをします。
STEP3麻酔
局所麻酔を行います。 痛みに敏感な方には、静脈麻酔もお受けいただけます。(静脈麻酔は別途費用を申し受けます)
STEP4施術

施術時間は30~60分程度です。 施術後、局所麻酔による若干のむくみと引きつれ感はありますが、強い痛みは感じません。 術後は、傷口と施術部位周りを茶色いテープでテーピングします。
ダウンタイム
処置時間 |
約30~60分 |
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通院 |
医師にご確認ください。 |
メイク |
当日のメイクはお控えください。翌日より治療した部位を除いてメイクは可能です。 |
日常生活 |
シャワーは当日より可能ですが、触る・濡らすなど施術部位への刺激はお控えください。入浴・サウナ・飲酒・激しい運動はお控えください。 |
腫れ・赤み |
施術後、痛み・むくみ・腫れ・内出血が出ることがありま す。1~2週間続くこともありますが、徐々に落ち着いていきます。また、しばらくの間は、違和感、ツッパリ感、頭重感、痛み、刺入部位(糸の入り口)のく ぼみ、ひずみ、頭皮(結紮部)の盛りあがり、色素沈着等の症状が見られる場合がありますが、次第に改善されます。 |
術後の経過 |
手術後、傷口を保護するために茶色いテープを貼ります。テープは翌日にご自身で取り除いてください。 |
効果 |
細いリボン状のしなやかなプレートが、皮膚の深い層からたるみをしっかり引き上げます。プレートは徐々に吸収されるため異物が体内に残る心配もありません。中顔面の脂肪によるたるみがある方や下顔面のたるみをより深い層からしっかり引き上げたい方におすすめです。 |
副作用情報 |
稀に一過性の顔面神経側頭枝マヒが起こる場合がありますが数週間~数ヶ月で治まります。ただし、強い痛み、赤み、腫れ、熱感などの症状がある場合には、お早めに当院医師の診察をお受けください。 ※ 妊娠の可能性がある場合は、治療の内容によってはお受け出来ない場合もありますので、必ず医師にご相談ください。 |
術後の腫れ・むくみの早期改善を促進する「漢方薬」を処方

脂肪吸引や豊胸術、フェイスリフトなど身体的負担が比較的重い施術は、少なからず術後のむくみや内出血など、ダウンタイムが生じます。当院ではこれらのダウンタイムを少しでも短縮し、一日も早く理想の状態を実感していただけるよう、内出血やむくみ等の早期沈静を促す漢方薬(2種処方)を患者様の1週間分処方しています。
※ 当院で施術を受けられた方が対象です。漢方処方には別途費用を申し受けます。
※ 施術内容や術後の状態、体質に応じて処方いたします。
症例
症例1 30代女性
術前後の比較では本人の気にしていたマリオネットラインが薄くなり、リフトアップ効果に満足されています。術後、左側に軽くしびれた感じがありましたが、3日目には違和感はかなり改善しています。
症例2 50代女性
中下顔面のたるみが気になるということで、スライダーリフトを受けていただきました。 フェイスラインが引き締まり、また中顔面の位置が上方に修復され、若返って見えます。
料金
組み合わせ施術
併用することでさらに効果アップ!
たるみの原因に合わせた施術を組み合わせることによって、より効果を高めることができます。
プレミアムディメンショナルリフトはディメンショナルリフトの3Dリフトアップ手法はそのままに、より強度を増した特殊形状糸を使ったリフトアップ術です。深い層に挿入したるみを引き上げるスライダーリフトに加え、皮膚の浅い層のたるみを強力に引っ張り上げるプレミアムディメンショナルリフトを併用することで、よりたるみの改善効果がアップします。 |
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当院では、傷が目立たない耳の付け根(前側)付近から、皮膚の余分なたるみとSMAS(表在性筋膜)と呼ばれる組織を引き上げる「SMAS法」によるミニリフトを行っています。ミニリフトはフェイスリフトに比べ切開範囲が狭く負担も軽い方法です。髪の毛で隠れる部位での処置なので傷跡も目立たず、手術後の腫れもほとんど気になりません。 |