綾部 奈々子 医師に5つの質問

美容外科医を志したきっかけを教えてください。

外傷や感染症患者に携わる形成外科に入局し、乳がん患者様の乳房再建の手術に多く携わってきました。
形成外科医としての年月を重ねる中で、美容に特化した形成外科という視点での美を導き出す領域を深めていきたいと考え、志すことを決めました。

美容外科医にとって必要な素質とは何だと思いますか？

技術は大前提として、「対話力」だと考えています。
ただ「傾聴」するだけでなく、会話を重ねながら患者様のイメージを読み解くこと。
最適な解決策を導き提案する専門家としての視点。
美しさを導き出すための一人ひとりとのコミュニケーションという対話を第一に重要視しています。

先生にとって、「女性の美しさ」とは何ですか？

日常的なスキンケアをはじめとした、美しくなるための日々の行動の積み重ねから蓄積されていくと考えています。

今後の美容医療に求められるものは何だと思いますか？

美容医療や美容業界には、輝いた理想に近づくことができる希望も勿論ありますが、並行して伝えなければいけないリスクやダウンタイム等の医療行為の注意事項もございます。
形成外科医として多くの患者様と向き合い、リスクや合併症等の治療を経験してきた中で、理想に近づくための方程式だけでなく、安全性や告知事項、プロセスなどをしっかりと伝えながら、信頼関係を構築していくことが大事だと思います。そして、日々技術向上のための飽くなき努力を続けていきたいと考えています。

これから美容医療を受けようと考えている方にメッセージをお願いします。

カウンセリングでは、具体的な施術に関するご相談は勿論のこと、漠然としたこうなりたいけどどうすれば良いかといった相談でも大丈夫です。美のプロセスは個人個人で異なりますので、ぜひお気軽に対話をしに来てください。知識・経験を駆使して精一杯向き合うことをお約束します。一緒に、成りたいご自身の将来像を考えていきましょう！