9月29日にソウル グランドヒルトンで開催された”International Congress of Korea-Japan-China Aesthetic Surgery & Medicine”にて、当院の鎌倉統括院長が「自己脂肪細胞を用いたピュアグラフト豊胸術」の講演を行いました。
International Congress of
Korea-Japan-China Aesthetic Surgery & Medicine
■日時:2013年9月29日(日)
■場所:ソウル グランドヒルトン
■講演タイトル:Autologous Fat Transfer with puregaft® for Breast Augmentation
■内容:
自己脂肪細胞を用いた豊胸術の効果と安全性を高めるためのポイントについて講演を行いました。
①脂肪を吸引する際に、脂肪細胞のダメージを極力最小限に抑えることが重要です。最近では、最新の脂肪吸引マシン「VASER(ベイザー)」において超音波の出力と吸引圧を調整することで、採取される脂肪組織の生存能力が十分確保できるということがわかっています。そのため、当院ではほとんどの症例でベイザーを使用しています。
②脂肪内の不純物を取り除く方法は、従来の遠心分離機法とピュアグラフトがあります。ピュアグラフトでは、3回洗浄しながら2枚膜を通すことで遠心分離法と同等の水分を除去することができます。また、一度に多量の脂肪を処理することができるため、遠心分離法に比べ、短時間で移植脂肪の作成が完了します。
③注入方法は、いかに細かく、いくつもの層に脂肪を注入できるかが重要です。
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▼講演の様子
▼講演後授与された盾
■関連情報
≫聖心美容外科統括院長 鎌倉達郎医師プロフィール