6月15-16日に東京ビッグサイトで開催された”第101回 日本美容外科学会”にて、当院の医師が参加しました。また、鎌倉統括院長が自己脂肪組織由来再生細胞を用いた顔面若返りに対する脂肪移植についての講演と、高密度焦点式超音波(ウルセラシステム)を利用した顔のリフトアップについてのセミナーを行いました。
■日時:2013年6月15日(土)~16日(日)
場所:東京ビッグサイト
■講演内容:
・自己脂肪組織由来再生細胞を用いた顔面若返りに対する脂肪移植
顔面における若返りの手法の一つとして、自己脂肪組織を注入する方法が広く利用されている。2001年脂肪組織に多能性幹細胞の存在が報告されて以来、脂肪移植に幹細胞を併用し、移植脂肪の生存率を高める試みがなされている。
今回の臨床では、ADRCを抽出するための脂肪量は注入するための脂肪量の5倍とした。注入用の脂肪は、血液、麻酔液、油成分などを除去し、最後にADRCと注入用の脂肪を十分混和させた後、Blunt cannulaを用いて顔面の予定部位に注入。
脂肪注入における重要なポイントとして、①脂肪の採取方法②注入用脂肪の処理方法③ADRCの利用④脂肪注入の方法があげられる。
・高密度焦点式超音波を利用した顔のリフトアップ
顔のたるみに対する治療には、マシンを用いた非外科的治療法が広く普及している。今回は高密度商店式超音波(HIFU)を用いたウルセラシステムの臨床効果について報告。134例中痛みや満足度について評価。
■関連情報
≫聖心美容外科統括院長 鎌倉達郎医師プロフィール