10月28日(日)に東京で開催された日本臨床抗老化医学会主催の”第3回プライベートクリニックで始めるStem Cell Therapy”にて、当院の鎌倉統括院長が「乳房再建から転用のセリューション豊胸術の実際」について講演を行いました。
“第3回プライベートクリニックで始めるStem Cell Therapy”
美容・アンチエイジングクリニックにおける幹細胞療法
■日時:2012年10月28日(日)
■場所:東京都TKP八重洲カンファレンスセンター
■講演内容:
脂肪組織由来再生細胞を用いた美容医療の実践と展望
脂肪組織由来幹細胞(ADRC=Adipose Derived Regenerative Cell)には、再生組織としての特性があり、近年、再生細胞の中で最も優良な自然発生するセルソースとして認められています。
この脂肪組織由来幹細胞を用いた豊胸術は、インプラントと脂肪移植の欠点を補い、本来の自然な乳房を作る方法です。右胸に330㏄、左胸に220cc脂肪移植をし、治療の有効性と安全性について検証したところ、乳頭と乳房下溝レベルの胸郭周径差が術後9カ月後に4.5cm増加しました。初期の20例において、乳房増大の効果は術後9カ月では平均して3.3㎝アップしました。
この脂肪組織由来幹細胞を用いた豊胸術は、乳がん摘出後の乳房再建にも効果があり、乳房の形が改善されています。さらに、老化と共に顔面のいたるところにくぼみがある方に再生細胞を添加した脂肪を移植したところ、くぼみが改善しました。
美容医療技術を用いることで、将来の再生医療における医療ニーズに貢献し、患者様に新しい治療法の選択肢を提供します。
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■乳房再建から美容形成に!
FDA認可、がんセンターなど共同研究で挿入される「脂肪組織由来幹細胞移植」セリューション豊胸術の理論と臨床・施術法
聖心再生医療センターで行うセリューション豊胸術が美容形成分野で注目を集めている。乳房再建の切り札として米国サイトリ・セラピューティクス社開発したセリューションシステムをいち早く、豊胸術に応用した同センターでは、安全性が確認された酵素によって幹細胞を抽出、生着率も80%と高い。その効果も1..5~2カップのサイズアップを可能にし、抽出の幹細胞はバンキングも行っている。さらに美容形成ならではの吸引術でも独自の方法を確立、良質案脂肪細胞、火星殿t回幹細胞を作成できる。
センターの中心拠点・六本木院(旧東京院)には日本初の3Dシミュレーション「ベクトラ」も導入し、3次元での豊胸デザインと施術を実現する。
■関連情報
≫聖心美容外科統括院長 鎌倉達郎医師プロフィール
≫聖心再生医療センター