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医師が教える正しいワキガ対策!原因や治療法についても解説

【専門医監修】ワキガ対策完全ガイド|原因から自力改善・市販グッズ・最新手術まで徹底解説

この記事を監修したドクター

六本木院副院長 大宮院 名古屋院医師菱田 健作

自分の脇汗の臭いが気になる人は少なくありません。いわゆる「ワキガ」と呼ばれる状態になる人は、日本人の場合は10〜20人に1人といわれているほどです。今回は、ワキガの原因や対策、医療機関における治療法までわかりやすく解説します。脇の臭いに不安があり、「自分がワキガかもしれない」と感じている方は参考にしてみてください。

そもそもワキガとは何か?ワキガに関する基礎知識

ワキガとは、脇の臭いが強い症状がみられる状態を意味します。ワキガの正式な呼び方は「腋臭症(えきしゅうしょう)」であり、医療機関で治療が行われることもあります。

ワキガの場合、自分では気がつかないケースもあれば、自分も周囲も臭いが気になっているケースもあります。あるいは、自分ではワキガだと思っていても、実際には思い込みだったという場合もあります。

ワキガはどんな臭い?特徴を知ろう

ワキガの臭いは、単なる「汗臭」とは異なり、複数の成分が絡み合うことで形成される独特な臭いです。臭いのタイプにはさまざまあるものの、主に以下のような香りにたとえられます。

1.スパイシーな香り
カレーや香辛料を思わせる刺激的な臭いが特徴です。このタイプは特に強く感じられることが多く、周囲に気づかれやすい傾向があります。

2. 酸っぱい香り
発酵食品や酢を連想させる酸味のある臭いです。この臭いは「脂肪酸」などの成分が関与しており、運動後やストレス時に強まることがあります。

3.生臭さや硫黄臭
魚や硫黄を思わせる生臭い臭いもワキガの特徴です。これは、アポクリン汗腺から分泌された成分が細菌によって分解される際に発生します。

4.その他の例えられる臭い
・鉛筆の芯(グラファイト)のような香り
・劣化したプラスチックのような香り
・ミルクや焦げたような甘さを含む香り

なお、マンダム社の研究では、日本人男性のワキ臭は以下の7つに分類され、その中でも「ミルク」「酸っぱい」「カレースパイス」の3タイプが全体の約8割を占めていることが明らかになっています。

・ミルクタイプ:クリーミーで柔らかな甘さを感じさせる香り(43%)
・酸っぱいタイプ:発酵食品や酢を思わせる酸味(17%)
・カレースパイスタイプ:刺激的でスパイシーな香り(17%)
・その他:焦げたような香りやウッディな印象など(23%)

ワキガの原因になるもの

ワキガになる原因は、汗、皮脂、細菌の関与が挙げられます。

分泌された直後では、汗はほとんど無臭に近いですが、皮脂や細菌と混ざり合うことで臭いが生じます。

ここでは、どのような仕組みでワキガ臭が発生するのかお伝えしていきます。

汗(アポクリン汗腺)

汗を分泌するための器官として汗腺があり、「エクリン腺」と「アポクリン腺」に分類されます。エクリン腺とは、全身に分布している汗腺であり、分泌される汗はほとんど無色無臭となります。エクリン腺から出る汗によって、体温調節が行われています。

それに対して、アポクリン腺は脇、乳輪、へそ、性器の周りといった限られた部位にあります。アポクリン腺から出る汗は、脂質やたんぱく質を含んでおり、色は白く濁っていることが特徴です。ワキガの原因は、アポクリン腺から出る汗とされています。

皮脂(皮脂腺)

皮脂腺とは、皮膚の内部にある腺であり、ここから皮脂を分泌しています。皮脂腺は、手のひらや足裏を除き、ほとんど全身に分布しています。皮脂腺は毛根を包み込む毛包に付着しており、毛穴に通じています。

皮脂腺から皮脂が分泌された後、体温によって液化されて広がり、皮膚や毛髪を保護するなどの役割を担います。皮脂といえば、皮膚のべたつきやニキビの原因というイメージが強いですが、皮膚にとっては必要なものなのです。分泌が少ないと肌がカサカサになってしまいます。

しかし、皮脂が細菌に分解される過程で悪臭を放つため、皮脂の分泌が多すぎる場合は、ワキガの原因につながります。

細菌(脇などにいる常在菌)

ヒトの皮膚には、常在菌と呼ばれる細菌が潜んでいます。常在菌には、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、アクネ桿菌などがあり、いずれも皮膚に存在するだけでは害のあるものではありません。常在菌は、害のある細菌の増殖を防いだり、皮膚のバリア機能を高めたりする役割を持っています。

しかし、常在菌が多く繁殖すると、ワキガの原因になることがあります。脇のように蒸れる部位では常在菌が特に増殖するため、臭いが発生しやすい環境になります。

ワキガ臭が出るメカニズム

      

アポクリン腺から出る汗に含まれる脂質やたんぱく質が皮膚の常在菌に分解されると、腐敗して臭いを放ちます。そこに皮脂腺から分泌される皮脂が加わると、悪臭を強める要因となります。

ワキガでは、アポクリン腺から分泌される汗そのものが直接臭うわけではありません。汗に含まれる成分や皮脂が常在菌と反応したとき、ワキガ臭が発生する仕組みになっているのです。

汗、皮脂、常在菌の量が多ければ、それだけ臭いは発生しやすくなってしまいます。ワキガの程度にもよりますが、これらの物質が混ざり合わないようにするだけでも、ある程度臭いは抑えることができるといえます。

ワキガ対策をする前の簡単セルフチェック

ワキガと多汗症では症状が異なるため、ひとくくりにせず、別々のものとして考える必要があります。

汗の臭いや量が気になるときは、次にご紹介するセルフチェックの項目に該当するかどうかを確かめてみましょう。

ワキガのセルフチェック項目

ワキガといえば、「脇の臭いが強い」という症状が代表的です。しかし、体質や生活習慣と照らし合わせながら、自分がワキガになりやすいかどうかをセルフチェックすることもできます。次の項目に当てはまるか確認していきましょう。

  • 両親のどちらか(または双方)がワキガである
  • 耳垢が湿っている
  • 衣類の汗ジミが黄色くなる
  • 体毛が濃い方である
  • 肉類や脂っこいものをよく食べる
  • 他人から脇の臭いについて指摘されたことがある
  • 思春期になって臭いが気になるようになった
  • ストレス過多と感じる
  • 運動をあまりせず汗をかく機会が少ない
両親のどちらか(または双方)がワキガである

ワキガは遺伝的要因が大きいとされています。アポクリン汗腺の数や活性度が親から子へと受け継がれることが多く、両親のどちらか、または双方がワキガの場合、子どもにその体質が現れる確率が高まります。

耳垢が湿っている

耳掃除をしたときに耳垢がベタついたり湿り気を帯びている場合は、アポクリン汗腺の分泌が活発である可能性があります。耳の中にもアポクリン汗腺が存在し、そこで分泌される成分が耳垢を湿らせるからです。

もし綿棒に黄ばんだ湿った耳垢が付着しやすいようなら、ワキガ体質の可能性があります。

衣類の汗ジミが黄色くなる

白いシャツやブラウスの脇部分だけが黄ばんでしまうといった症状は、アポクリン汗腺由来の汗に含まれるタンパク質や脂質が織物に沈着しているからです。

普通の汗(エクリン汗)はほぼ無色透明ですが、アポクリン汗に含まれる成分は酸化しやすく、洗濯しても落ちにくい黄ばみになりやすい傾向があります。

体毛が濃い方である

体毛が濃い方や太い方は、アポクリン汗腺が発達しているケースが比較的多いといわれています。脇毛の本数や太さと直接因果関係があるわけではありませんが、体毛の量や質とワキガ体質には一定の関連性が指摘されています。もし脇毛が濃かったり伸びるスピードが速いという自覚がある場合、他のチェック項目と合わせて考えてみるとよいでしょう。

肉類や脂っこいものをよく食べる

動物性脂肪や高タンパクの食品を頻繁に摂取していると、皮脂やアポクリン汗腺の分泌を活発化させる可能性があります。ワキガ臭を強める一因になり得るため、もし食生活が偏っていると感じるなら、野菜や果物を取り入れてバランスを意識してみましょう。

他人から脇の臭いについて指摘されたことがある

ワキガの特徴のひとつに、当事者自身よりも周囲の人が先に強い臭いに気づきやすいという点があります。人は自分の体臭に慣れてしまい、嗅覚が鈍感になっていることが多いからです。

そのため、友人や家族などから「脇の臭いがきつい」「近づいたときに独特のにおいがする」といった直接的な言葉を受けた経験がある場合は、ワキガを疑うきっかけになるでしょう。

思春期になって臭いが気になるようになった

ワキガの主な原因となるアポクリン汗腺は、性ホルモンの変化に影響されやすく、思春期以降に分泌が活発化するといわれています。そのため、小学生の頃にはまったく気にしていなかったのに、中学や高校に進学するあたりから急に脇の臭いが強まったと感じる方は珍しくありません。

思春期以降に急に脇の臭いが気になり始めた場合は、ワキガの可能性を疑ってみましょう。

ストレス過多と感じる

過度なストレスや緊張状態にあると、自律神経が乱れやすくなり、結果としてアポクリン汗の分泌が増加することがあります。特に交感神経が優位な状態が続くと、普段より汗をかきやすくなるだけでなく、皮脂の分泌も活発化するため、ワキガ臭が強まる一因となるのです。

さらに、ストレスは睡眠不足や食生活の乱れも招きやすく、ダブルで体臭に影響を及ぼします。たとえば疲労がたまると体の代謝が低下し、乳酸などの代謝産物が蓄積しやすくなるほか、脂質やタンパク質を好む食生活へ偏りが生じることで、ワキガの原因となる物質の生成が促されるといわれています。

運動をあまりせず汗をかく機会が少ない

運動習慣がない場合、エクリン汗腺が十分にトレーニングされず、汗をかいても体温調節に必要なサラサラとした汗よりも、アポクリン腺からの汗の量が多くなる可能性があります。アポクリン汗腺から分泌される汗は脂質やタンパク質を多く含み、それが細菌と混ざり合うことでワキガ特有の強い臭いが発生しやすくなります。

本当に臭う?今すぐできるワキガの臭いレベルセルフチェック方法

「自分は本当にワキガなのか?」と気になっている方の中には、自覚症状がなくても周囲に指摘されることで初めて気づくケースが少なくありません。ワキガの臭いは、本人が感じにくいことが多いため、客観的にチェックする方法を知っておくことが重要です。

ここでは、特別な機器を使わずに自宅で簡単にできるワキガの臭いセルフチェック方法を紹介します。

臭いレベルのセルフチェック方法

ワキガの臭いは、環境や体調、汗の量によっても変化します。そのため、以下のティッシュやガーゼを使用した方法を試し、臭いの有無や強さを確認してみてください。

ガーゼやコットンを使ったセルフチェック方法

1.ガーゼやコットンを用意し、脇の下に挟む
2.5分程度そのまま放置する
3.ガーゼやコットンを外し、臭いを確認する

臭いレベルの判断基準

ワキガの臭いは、強さのレベルによって分類できます。以下の基準に照らし合わせ、自分がどのレベルに該当するか確認してみましょう。

レベル1(ほぼ無臭):ガーゼやコットンに鼻を近づけても臭いを感じない
レベル2(軽い体臭程度):注意深く嗅ぐと、かすかに臭いを感じる
レベル3(軽度ワキガ):鼻を近づけると臭いがすぐにわかる
レベル4(中度ワキガ):鼻に近付けなくてもはっきりと臭いがわかる
レベル5(重度ワキガ):手にガーゼやコットンを持っただけで臭う

「ワキガ」と判断されるのはレベル3以上

一般的に「ワキガ」と診断されるのは、レベル3以上の状態です。特にレベル4・5になると、周囲の人にも気付かれやすく、セルフケアでは抑えきれない場合があります。

ただし、体質や日々の生活習慣によっても症状は変化しやすいため、自己判断に迷うようであれば専門医に相談することをおすすめします。

ワキガ発症の主な要因

遺伝

「ワキガは遺伝する」という話を耳にしたことのある方も多いかもしれません。

ワキガ体質は、子供に遺伝するとされています。日本人の場合はそれほど強いワキガの人は少ないですが、欧米人の場合は強いワキガで悩む人が多いです。そのことからもわかるように、ワキガの遺伝性については解明が進んでいます。

ワキガはアポクリン腺から出る汗が原因になりますが、この汗腺が多く、大きければ、ワキガになりやすいです。このワキガを発症しやすい特徴が、遺伝によって子供に受け継がれることがあります。

片方の親がワキガ体質の場合は50%、両親ともワキガ体質の場合は80%の確率で、ワキガが遺伝するともいわれています。仮に両親がワキガだったとしても、子供が必ずワキガになるわけではありません。ただ、確率的な面から考えても、遺伝がワキガの発症に与える影響は少なからずあると捉えておきましょう。

生活習慣の乱れ

脂質の多い食事で皮脂の分泌が増えたり、運動不足の人が汗をかいたときに毛穴の汚れが一気に出てきたりすると、ワキガの臭いが強まる場合もあります。食生活や運動習慣を含め、日々の過ごし方がワキガの発症に及ぼす影響もあるといえます。

加えて、脇毛を処理していない、化学繊維の衣類が体に密着している場合にも、ワキガが発症する一因になります。脇が蒸れやすい状態になっていると、臭いの原因につながりやすいためです。

ストレスや緊張

精神的に緊張したり、ストレスを感じたりしやすい人では、アポクリン腺からの発汗が増え、ワキガの症状が気になることがあります。仕事やプライベートでストレス、不安、緊張などを感じやすい方は、それが原因となってワキガになる可能性もあるのです。

女性ならではのワキガ事情とは

女性はホルモンバランスの変化を受けやすく、生理や妊娠・出産、更年期といったライフステージでワキガの症状が変動することも少なくありません。

また、アポクリン汗腺は脇だけでなくデリケートゾーン(陰部)などにも存在するため、こうしたライフステージではデリケートゾーンが臭う「すそワキガ」と呼ばれる症状も強まる場合があります。

生理とワキガの関係

生理の前後には、ホルモンバランスが急激に変化します。とくに黄体ホルモン(プロゲステロン)の増加により皮脂分泌が活発になり、これがワキガ臭を強める要因となることがあります。また、生理中はデリケートゾーンを含めた体全体で清潔を保ちにくい場合があり、脇の下も細菌が増殖しやすい環境になることがあります。

妊娠・出産とワキガ

妊娠すると女性ホルモンが大きく変動し、出産後は特に授乳期に向けてさらにホルモンバランスが乱れることがあります。この過程で、アポクリン汗腺の分泌が変化し、体臭が強まる方もいます。

妊娠中は薬の使用制限や体調面の不安があるため、安易に自己流のケアを行わず、専門医の指導を受けながら適切な対策をとることが大切です。

更年期になってワキガになることも

更年期はエストロゲンが減少し、自律神経が乱れやすくなります。のぼせやほてりが頻繁に起きることで汗をかきやすくなり、ワキガが悪化するケースもあります。

もともとワキガ体質でなかった方でも、更年期をきっかけにワキガの症状に悩まされる可能性があります。更年期障害の治療と並行して、制汗剤や医療機関での相談を行うとよいでしょう。

ワキガの予防・対策について

ワキガになって悪臭が出てしまうことを「体質的なものだから仕方がない」と諦めている方もいるかもしれません。

しかし、ワキガの症状を抑えるために、日頃から実践できる対策もいくつかあります。

日々の生活の中でできる対策は以下のようなものです。

ワキガ対策1:脇を清潔に保つ

シャワーや入浴で汗を流すのはもちろんのこと、汗をたくさんかいたときには、その都度汗を拭き取る習慣を持つことが望ましいです。汗を放置すると、皮膚の常在菌が汗に含まれる成分を分解し、悪臭を放ってしまうためです。

特に臭いが気になる脇だけでも、汗をかいたらこまめに拭くなど、肌を清潔に保つことが臭いの予防につながります。市販の汗拭きシート、ボディシートなどをバッグに入れて持ち歩き、汗が気になったときに拭き取る対策をしてみましょう。

ワキガ対策2:運動する習慣をつける

運動不足に陥り、汗を流す機会が少ない方は、その習慣を見直すことがワキガ対策の一助になります。汗をかく習慣によって、アポクリン腺に汚れが溜まるのを防ぎ、結果的に臭いを抑えることにもつながります。

なお、運動すると汗をかいて一時的にワキガ臭が強まる場合があるため、汗をかいたらしっかり流してください。

ワキガ対策3:食習慣を見直す

肉や菓子、乳製品など、脂質の多い食品の食べすぎを避けることは、ワキガ対策の一助になります。ワキガが気になる場合は、日頃からできるだけあっさりとした食事をとるようにしましょう。

肉類に含まれるたんぱく質は体に必要な栄養素ですが、脂質の少ない豆類や魚に置き換えるなど、工夫することができます。また、アルコールには汗腺を刺激する働きがあるため、飲酒の習慣があれば、ワキガ対策の一環としてお酒の量や頻度を減らすことも重要です。

ワキガ対策4:飲酒や喫煙を控える

アルコールやニコチンは、汗腺を活性化させる効果があります。

摂取することにより、ワキガの原因の一つでもある、アポクリン汗腺がより活発に動くため、アルコールやニコチンの摂取は避けることもワキガ対策として有効と言えるでしょう。

ワキガ対策5:ストレスを減らす

ストレスが加わると、交感神経が優位になり、汗の量が増加します。精神性発汗は、ストレスだけでなく、不安や緊張によっても引き起こされます。ストレス社会といわれる昨今、交感神経が高まり、発汗量が増えてしまう方も少なくないでしょう。

ストレスを減らすためには、その原因である「ストレッサー」が何なのかを分析してみることから始めます。仕事の量や質、人間関係など、ストレスの原因は人それぞれですが、取り除ける原因がないか検討してみてください。

そして、ストレスを発散する時間を持ったり、物事を前向きにとらえるようにしたり、精神的な負担が軽くなるように努めることも方法です。ストレスの発散の手段は人によって異なるため、自分に合った方法でコントロールしていきましょう。

ワキガ対策6:ドラッグストアなどで購入できる市販のデオドラント(制汗剤)やクリームを使う

デオドラントや制汗作用のあるクリーム、パウダーなどを活用して発汗を抑え、ワキガ臭を防ぐことも対策のひとつです。かつては制汗剤といえばスプレーが主流でしたが、種類も豊富になりました。

発汗を防ぐために、汗の通り道を塞ぐ作用のある塩化アルミニウムがよく用いられています。塩化アルミニウムでワキガや多汗症を治すことはできませんが、使用すれば発汗量を減らす効果が期待できます。デオドラントや制汗剤には、消臭、殺菌作用のある製品もあるため、自分に合った製品を探してみましょう。

デオドラントやクリームを使う際のポイント

ワキガ対策としてデオドラントやクリームを使用する場合、正しく使用しなければ効果が半減する可能性もあります。

・清潔な肌に使用:使用前には、脇の部分をしっかりと洗浄し、水分を拭き取ってから使用する。
・適量を塗布:多すぎると逆に肌トラブルの原因となることがあるので、適量を守る。

上記のポイントに気をつけながら使用しましょう。

ワキガ対策7:通気性の良い服を着る

脇の発汗をできるだけ抑えるために、リネンやコットンなど通気性の良い素材の服を選ぶようにしましょう。また、汗をかいたらすぐに着替え、清潔な状態を保てるようにするのが良いでしょう。

   

ワキガ対策8:ミョウバン水を使う

ミョウバンとは、アンモニウムやカリウムなどの金属イオンが結晶化してできた複合塩のことで、皮膚の常在菌が好むアルカリ性の環境を酸性の状態に変化させる作用があります。このミョウバンを水で薄めてスプレー状にし、脇に振りかけることである程度の消臭作用が期待できます。

ミョウバン水には優れた収れん作用もあるため、制汗の効果も期待できます。

ワキガ対策9:脱毛をする

医療脱毛では、レーザーを用いて毛根を集中的に破壊します。毛穴全体に熱ダメージを与える際、そこにつながっているアポクリン腺にもダメージを与えることになるので、結果的に発汗を抑えられ、臭いの減少が期待できます。

ワキガと多汗症の違い

ワキガと多汗症は、いずれも汗に関する症状であり、混同されてしまいがちです。しかし、両者はまったく異なるものであり、原因や症状にも違いがあります。

多汗症の特徴

多汗症とは、汗の量が増える病気のことです。体温を調節するために汗が出るのは自然なことですが、その範囲を超えて、汗が異常に出る状態となります。

多汗症は、全身の汗が増加する「全身性多汗症」、手足の裏など限られた部位で汗が増加する「局所多汗症」に分類されます。いずれも特に原因がない場合は原発性といいますが、汗が増加する背景には病気が隠れている場合もあります。

ワキガの症状が気になっている人は、汗の量について悩んでいることも少なくありません。ワキガと多汗症の両方の症状がある方もいますが、基本的に両者は症状が異なるため、区別しておきましょう。

多汗症セルフチェック

多汗症の場合は、ワキガとは違う観点でセルフチェックを行っていきます。多汗症では、汗の臭いというよりも、量の多さが気になる状態になります。日常生活においても、皮膚が接したものが汗ですぐに濡れてしまうなど、気になる場面が出てきます。

  • いつも手が汗ばんだ状態になる
  • 足裏が汗ばみ、サンダルを履いたときなどに汗で滑る
  • 衣類によく汗ジミができる
  • 電車でつり革につかまったときに汗で濡れる
  • パソコンのキーボードを使用すると濡れる
  • 車の運転をするとハンドルが濡れる
  • 温が高くないのに、汗で下着が濡れる

このように、手で触ったものや体に接したものが汗で濡れてしまう場合には、多汗症のサインかもしれません。触れたものが濡れてしまうほどの汗が出ていれば、通常よりも発汗量が増加している可能性があります。

また、発汗量が多いと、それに伴って衣類に汗ジミができやすくなります。衣類によく汗ジミができるのは、多汗症が原因となっていることも考えられます。

多汗症の場合、手足の裏など限られた部位の汗が多くなれば、局所性多汗症の可能性があります。また、全身の汗が多ければ、全身性多汗症の症状と考えることができます。セルフチェックの内容とあわせて、体のどこから汗が出やすいと感じるのか、振り返ってみると良いでしょう。

多汗症の対策

多汗症の対策は、汗の分泌を抑えることが目的となります。

汗をかきやすい状況や環境を避けることが基本です。例えば、適切な服装を選ぶ、冷房を利用する、辛い食べ物やカフェインの摂取を控えるなどの工夫が考えられます。

また、制汗剤や冷却スプレー、冷却ジェルなども効果的です。

そのほか、ボトックス注射などの医療的な治療も選択肢のひとつです。

ワキガを自力で治すことは可能?

先述のように、ワキガはその人がもともと持っているアポクリン汗腺の量や遺伝によるところが大きいため、自力で完全に治すことは難しいといわれています。

根本的な治療を行う場合は、クリニックでの治療がおすすめです。医師のカウンセリングのもと、症状に合わせて最適な治療法を行うことが重要となります。

「知らないうちに治った」という声があるのはなぜ?

ワキガ臭は、思春期や妊娠・出産、更年期など、ホルモンバランスの変化によって一時的に強まったり弱まったりすることがあります。特に思春期から成人期にかけては、成長ホルモンの分泌量が安定し、皮脂分泌が落ち着いてくる場合があります。また、食生活やストレス管理などライフスタイルの変化も臭いに影響を与えるため、「気がついたら以前ほど臭いが気にならなくなっていた」と感じることがあります。

ただし、これは臭いの強さや頻度が軽減しただけであり、根本的にアポクリン汗腺が減少したわけではありません。アポクリン汗腺自体は加齢によって数や機能が大きく変わることは少なく、体質的にはワキガの素因を保持していることに変わりはありません。そのため、再びホルモンバランスが乱れたり生活習慣が変化した際には、臭いが強まる可能性もあります。

ワキガ手術は最終手段?最新の動向について

ワキガ手術はアポクリン汗腺を直接的に除去するため、最も効果が高いとされています。しかし、手術にはダウンタイムや費用、リスクといったデメリットもあるため、現在では「ミラドライ」や「ボトックス注入」など、「切らない」治療法を選択する方も増えています。

「切らないワキガ治療」も選択肢に入れよう

切らないワキガ治療には、一般的に「ミラドライ」や「ボトックス注射」などがあります。皮膚を切開しないため、従来の手術よりもダウンタイムが短いことが特徴です。治療法によっては治療後しばらくは腫れや軽度の痛みを伴うことがありますが、切開や縫合が不要な分、傷跡がほとんど残らないというメリットがあります。

再発リスクを抑えて根治を目指したいなら手術が視野に入ってくる

重度のワキガで、より再発リスクを抑えて完治に近付きたい場合は、手術を検討する必要があります。最近では皮膚を反転させて目視下でアポクリン汗腺を削除する切開法だけでなく、より負担の少ないマイクロリムーブ法なども行われています。どの治療法を選ぶかは症状の重さやライフスタイル、予算などを考慮しながら専門医と相談して決めると良いでしょう。

ワキガ対策しても臭いが気になる場合は専門医に相談しよう

自分でできるワキガ対策もありますが、前述の通り、自分でワキガを治すことは難しいです。
ワキガ対策を行っても臭いが気になる場合は、クリニックで専門医に相談してみましょう。ワキガの治療を行っている皮膚科や形成外科であれば、受診することが可能です。
ワキガの程度や感じ方は人それぞれですが、専門医に相談すると、治療に関してどのような選択肢があるのかを具体的に知ることができます。ワキガ臭がすると自分で思い込んでいるのか、それとも本当に臭うのか、客観的に把握することも可能となります。

聖心美容クリニックのワキガ・多汗症治療について

聖心美容クリニックでは、ワキガや多汗症など、汗に関するお悩みをお持ちの方を対象とした治療を行っています。ワキガや多汗症の治療法は、症状や程度に応じて選択することになります。具体的にどのような治療を行っているのか順番にご紹介します。

ワキガの症状が[軽度~中度]の治療法

ワキガや多汗症の症状が軽度から中度の場合には、比較的負担の少ない治療法を視野に入れることができます。いずれも長期的に効果を持続させることは難しいですが、手軽にワキガ治療を受けられることが特徴となります。

パースピレックス(perspirex)
治療内容 汗を抑えたい部位に、塩化アルミニウムを含む制汗剤を塗布します。汗腺に角栓を作ってフタをすることで、汗の分泌を抑制します。
持続期間 2〜5日間
傷跡の有無 なし
施術可能部位 脇、手のひら、足の裏
日常生活への影響 なし
費用 ワキガや多汗症の治療の中では、費用を比較的安く抑えられることが特徴です。
パースプレックスの詳しい費用についてはこちら
メリット ホームケアが可能です。一般的な制汗剤とは異なり、何度も塗り直す手間が省けます。無香であり、衣服に色移りする心配もないため、使い勝手も良いです。
また、皮膚への刺激やアレルギーを抑えた処方になっている点も安心です。
デメリット 重篤な副作用は確認されていませんが、使用によってかゆみが生じる方もいます。

パースピレックスの詳細についてはこちらをご覧ください。

ボトックス注入
治療内容 無毒化したボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種を注入し、汗腺の機能を一時的に止めます。発汗を促す作用を持つアセチルコリンの働きを抑え、汗が過剰に放出されるのを防ぎます。
持続期間 4〜6ヵ月
夏を迎える前にワキガや多汗症の対策をしたい場合は、4〜5月頃の治療を検討すると良いでしょう。
傷跡の有無 ほとんどなし(注入時の針穴のみ)
施術可能部位 脇、手のひら、足の裏、額、うなじ
日常生活への影響 なし
費用 ボトックス注入法の詳しい費用についてはこちら
メリット ボトックス注入による傷跡はほとんどなく、注入時に針穴が開くのみです。日常生活への影響もなく、手軽に治療できることが利点です。
デメリット 短期的な効果しか得られないため、継続して治療を受ける必要があります。

ボトックス注入についての詳細についてはこちらからご覧ください。

ワキガの症状が[中度~重度]の治療法

ワキガ、多汗症の症状が中度〜重度になると、治療法の種類も変わってきます。効果が比較的長く続く治療が多いため、脇汗の臭いや量でお悩みの方は視野に入れてみてください。

ミラドライ
治療内容 マイクロ波(電磁波)を脇に照射することによって、汗腺を壊す仕組みを利用したワキガと多汗症の治療方法です。
マイクロ波には、水分に反応して熱を発する特性があり、水分の多い汗腺を壊すように作用します。マイクロ波が水分の多い汗腺に集中して作用するため、周辺の組織にはほぼダメージが加わりません。
汗の量を抑えたい場合はエクリン腺のある浅い層に、汗の臭いも抑えたい場合はアポクリン腺のある深い層に、マイクロ波を照射します。
持続期間 長期
傷跡の有無 なし
施術可能部位
日常生活への影響 施術時には局所麻酔とクーリングを行うため、痛みや熱感はほとんどありません。治療によって痛みが生じた場合も、日常生活に支障がない程度となります。また、腫れやしびれなどが生じることがありますが、術後のケアで最小限に抑えていきます。
費用 ミラドライの詳しい費用についてはこちら
メリット ミラドライでは皮膚を切開しないため、傷跡が残る心配がなく、一度破壊された汗腺は再生することもありません。ワキガや多汗症が再発しにくく、半永久的に効果が持続します。
デメリット 体質によっては2回の施術が必要になる場合もあります。

ミラドライについての詳細についてはこちらからご覧ください。

ワキガの症状が[重度]の治療法

ワキガ、多汗症の症状が重度になると、切開を伴う治療法も視野に入れる場合があります。
切開するとなれば、日常生活への影響や治療費用などが気になるところです。ここでは、症状が重い方向けの治療法についてみていきましょう。

マイクロリムーブ法
治療内容 マイクロリムーブ法は、重度のワキガの方、衣類の汗ジミや黄ばみが気になる方を対象とした治療法です。脇だけが治療対象となり、手足等の治療はできません。
聖心美容クリニックのマイクロリムーブ法では、脇下を切開して、1〜2cm弱のごく小さな入り口を作ります。そこからマイクロシェービングコンソーラーという器具を皮下に挿入して、ワキガの原因となるアポクリン腺や皮脂腺を粉砕します。そして、マイクロチップの回転で粉砕した組織を除去します。
施術時間は40〜60分ほどで、治療を終えたらガーゼで圧迫固定します。3日経過すると固定が外れてシャワーも可能となり、治療から1週間後の抜糸を終えたら入浴もできるようになります。
持続期間 長期
傷跡の有無 あり(1〜2cm)
施術可能部位
日常生活への影響 2〜3日の安静が必要になります(痛み止め処方)。術後3日間は脇を圧迫固定し、7日目に抜糸となります。
費用 マイクロリムーブ法の詳しい費用はこちら
メリット 比較的小さな切開で済むため、回復が早いです。再発がほとんどないため、治療効果の持続性が高いです。
デメリット 1〜2cmほどの傷跡が残ります。黒ずみ(色素沈着)を起こすことがあります。

マイクロリムーブ法についての詳細についてはこちらからご覧ください。

反転剪除法(切開法)
治療内容 反転剪除法は、ワキガ治療の中では高い効果が期待できる方法です。ワキガの症状が重度の方や、他の治療法では改善が見込めない方などが適応となります。
反転剪除法では、脇の下を5cmほど切開して反転させます。そして、皮下組織内にあるアポクリン腺を医師が直接見て確認し、除去していきます。
医師が目視で感染を取り除くことができる方法は反転剪除法だけであり、長期的に見ても効果が高いとされています。なお、この方法で治療できる部位は脇のみとなります。
持続期間 長期
傷跡の有無 あり(5cm)
施術可能部位
日常生活への影響 2〜3日の安静が必要になります(痛み止め処方)。術後3日間は脇を圧迫固定し、7日目に抜糸となります。
費用 反転剪除法(切開法)の詳しい費用はこちら
メリット 医師が目視で汗腺を取り除いていくため、確実性が高い治療法となります。他の治療法では改善が見込めない、重度のワキガでも適応となります。
デメリット 5cmほどの大きな傷跡が残ります。黒ずみ(色素沈着)を起こすことがあります。

反転剪除法についての詳細についてはこちらからご覧ください。

ワキガに関するよくある質問

Q.ワキガが急に治ったように感じますが、急に治ることはありますか?

特定の生活習慣の変化や体調の改善により、ワキガの症状が急に軽減することがあるため、「ワキガが急に治った」と感じるケースもあるようです。

例えば、食生活の見直しやストレスの軽減、適切なスキンケアなどが挙げられます。

これらの変化により、ワキガの原因となる汗の分泌や皮脂の分泌が減少し、臭いが軽減することが考えられます。

また、女性の場合は妊娠や出産後のホルモンバランスの変化によって、臭いに変化が見られる場合もあります。

Q.突然ワキガになりますか?

ワキガの主な原因となるアポクリン腺の数は、生まれたときから定まっています。

そのため、後から体質が変わりワキガになるということは基本的に考えられません。

もし最近臭いが気になるようになったのであれば、もともと存在していたアポクリン腺が何かのきっかけで活発になった可能性が高いです。

Q.ワキガは汗をかかなくても臭いますか?

ワキガの原因となるアポクリン汗腺が活発である場合、汗をかいていなくても脇の部分から独特の臭いが発生します。

運動などで汗を多くかくと、臭いはより強くなり、周囲の人も臭いを感じることが増えます。

Q.中学生がワキガを自力で直す方法はありますか?

中学生がワキガの臭いを自力で軽減するための方法はいくつかあります。

ただし、ワキガは体質的なものであり、完全に「直す」ことは難しい場合が多いです。

以下は、中学生が自宅で試すことができるワキガ対策の方法です。

・清潔を保つ
・デオドラントなどを使用する
・食生活を見直す
・通気性の良い服を着る
・ストレスを減らす

ワキガは性ホルモンの影響を受けることもあり、成長とともに変わることもあるため、焦らず時間をかけて対策を続けることが大切です。

まとめ

ワキガは遺伝の影響を受けるとされていますが、生活習慣の工夫によってある程度改善できる余地はあります。制汗剤の使用、食生活や運動習慣の見直し、ストレスの発散などを通して、汗の臭いを抑えるように努めましょう。

また、ワキガの症状で悩んでいて、セルフケアでは改善が見込めない場合は、症状の程度に応じてクリニックでの治療を受けることをおすすめします。ワキガの程度にもよりますが、皮膚を切開せずに実施できる治療法もあります。

ワキガのお悩みは一人で抱え込まず、一度クリニックで相談することを検討してみてください。

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