今月11日にアメリカ合衆国のカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)にて、鎌倉統括院長が招聘講演を実施。また、アメリカ形成外科界の権威STEVEN R. COHEN, MD,(スティーブン・コーエン医師)と医療技術の情報交換を行いました。そして、セリューションシステムの開発元サイトリ・セラピューティクス米国本社を訪れ、製造工程見学、ならびに品質・技術向上のためのミーティングを行いました。
■■鎌倉統括院長による招聘講演■■
アメリカ合衆国のカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)にて、鎌倉統括院長が招聘講演を行いました。これは、米国形成外科における権威 STEVEN R. COHEN, MD,(スティーブン・コーエン医師)が来日した際、聖心再生医療センターにて鎌倉統括院長が執刀する脂肪由来幹細胞移植手術を見学したことから実現しました。
○日程:2009年2月11日
○場所:カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego)
○講演内容:セリューションシステムによる脂肪由来幹細胞移植(Clinical Trial for Adipose Derived Stem and Regenerative Cells Assisted Breast Augmentation with Celution™ System)
*STEVEN R. COHEN, MD,(スティーブン・コーエン医師)
全米のTOPドクター10人の1人に選ばれた形成外科の権威であり、UCSDの臨床教授。また、サンディエゴのFacesPlus Aesthetic Facility(フェイスプラスクリニック)の院長として美容外科全般の診療行っている。
*カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ市郊外のラホヤに位置する州立、男女共学総合大学。10あるカリフォルニア大学のキャンパスの1つ。
8人のノーベル賞受賞者が直々学生指導にあたる。ノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進博士もUCSD出身。
■■スティーブン・コーエン医師との情報交換■■
アメリカ形成外科界の権威 STEVEN R. COHEN, MD,(スティーブン・コーエン医師)と医療技術の情報交換を行いました。
○日程:2009年2月11・12日
○場所:
[1]FACES plus クリニック (8899 University Center Lane, Suite 350, San Diego, California)
[2]SHARP Memorial Hospital (7901 Frost St. San Diego, California)
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■■サイトリ・セラピューティクス米国本社にてミーティング■■
聖心美容外科ではサイトリ・セラピューティクス社(米国:サンディエゴ)の多大なご協力とご尽力の基、2007年11月にセリューションシステムを用いた脂肪幹細胞移植技術を美容目的では世界初の導入を行っております。
現在では東京・大阪・福岡の3施設において、130症例以上のセリューションシステムを用いた脂肪幹細胞移植技術による豊胸術を実施しております。
今回、同社を訪問し、セリューションシステムの製造工程見学、ならびに品質・技術向上のためのミーティングを行いました。
>> 聖心再生医療センターのホームページはこちら
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セリューションシステムについて
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●高精度脂肪組織由来幹細胞抽出システム
サイトリ・セラピューティクス社によって開発された高精度脂肪組織由来幹細胞抽出システムで、従来の人手による幹細胞抽出法と比べて、①幹細胞抽出量の安定性が高い ②抽出時間が短い ③幹細胞の状態の良質化 ④外部接触(感染物質等)の機会が極端に低い ⑤人的コストの削減⑥抽出方法が容易 などのメリットがあります。また、ISO 10993取得、CEマーク認定、FDA認可などにより安全性も実証されています。(日本においては2007年10月に幹細胞の分析・検査目的の医療機器として、厚生労働省が届出を受理)
現在、セリューションシステムを用いた医療分野への応用が世界各国で幅広く行われ始めており、ドイツやスペインなど約22施設の医療機関において臨床実験実績があります。
◇サイトリ・セラピューティクス社(Cytori Therapeutics,inc.) 【米国】
再生医療製品の発展の中での世界的リーディングカンパニーであり、セリューションシステムの開発元の企業です。現在、このセリューションシステムにおいては、乳房再建・循環器疾患・その他疾患に対して、実用化に向けたプロジェクトが欧米各国を中心に進められています。
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