
セリューション乳房再建術とは
ご自身の脂肪組織から抽出した幹細胞を乳房に移植
セリューション乳房再建術は、乳房温存(部分切除)手術後の乳房の欠損に、ご自身の脂肪と脂肪組織から抽出した幹細胞を注入して形を整える、再生医療による乳房再建術(部分再建)です。
脂肪単独の注入より脂肪の生着率が高く、半永久的に効果が持続します。また、バッグプロテーゼなどの人工物を使用しないため、見た目・触感ともに非常に自然で、拘縮の心配もありません。
当院では再生医療への積極的な取組みを行っており、全国7院に聖心再生医療センターを開設。高濃度幹細胞抽出装置「セリューションシステム」を美容目的として世界で初めて導入しました。
現在、イタリア・スペイン・日本など世界各国の大学病院や国立病院で、セリューションシステムを用いた乳房再建などの臨床応用が行われています。
メディア掲載情報

適応
セリューション乳房再建術は、乳房の部分的な欠損を再建するのに適した施術です。
- 乳房温存(部分切除)手術を受けられた方
- 乳房の欠損が少ない方
- 乳がん手術を受けていない方(健側)の乳房が比較的小さい方
- 乳腺全摘出手術を受けた方や、乳房の欠損が多い方は、バッグプロテーゼ挿入法が適応となります。
- 大胸筋も切除された方の乳房再建(腹直筋皮弁、広背筋皮弁による再建)は、当院では行っておりません。

当院でセリューション乳房再建術をお受けいただく際には、下記が必須条件となります。
- 乳がん手術後のフォローを行っている主治医の承諾を得ている
- 再発の可能性がほぼ無いと診断されている
なお、すでにバッグプロテーゼで乳房再建されている方でも、バッグを取り出してセリューション乳房再建術を行うことも可能です。ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

2大特長
シリコンバッグなどの人工物不要
・バッグプロテーゼやヒアルロン酸などの異物不使用
・自己脂肪を使用するため異物反応の心配が無い
・バッグを取り出して、脂肪組織由来幹細胞の移植も可能
・幹細胞抽出として唯一安全性が確認された酵素を使用
脂肪生着率80%を実現、半永久的に持続
・幹細胞の働きにより、脂肪の生着率が70〜80%に
・平均で1.5〜2カップ程度のサイズアップが可能
・効果は半永久的に持続、追加注入不要
・PRPの併用で生着率アップ
・乳房再建と同時に脂肪吸引による痩身も可能
・充実のアフターケアで美しい仕上がり
・採取した幹細胞をバンキング(凍結保管)可能
※放射線治療をお受けになった方は、脂肪の生着率が低下する可能性があり、複数回の施術が必要となる事もあります。また、乳がん手術の切除範囲が広い場合や癒着、引きつれが著しい場合も生着率が低下します。
セリューションシステムで高濃度・高活性な幹細胞を抽出
セリューションシステムは、脂肪組織内に含まれる脂肪組織由来幹細胞の発見をきっかけに、サイトリ・セラピューティクス社によって開発された、高精度脂肪組織由来幹細胞抽出システムです。イタリアやスペインをはじめ世界各国の先進医療機関に導入されており、日本でも国立病院や大学病院の乳房再建(乳がん手術後の再建手術)において使用されている実績があります。
従来の人の手を介したマニュアル操作による幹細胞抽出に比べ、短時間で常に高密度な安定した幹細胞を抽出でき、細胞の培養も一切不要、日帰りでの手術が可能です。
CEマーク取得
2006年1月24日、CEマーク取得(皮下脂肪組織からの幹細胞抽出機器として初めて)。
CEマークとは : EU地域で販売される指定製品に貼付を義務付けられている安全性マーク。欧州共同体閣僚理事会から指令が出され、その指令が示す安全性規制に適合した製品のみ貼付可能。
全自動システムによる安全性
セリューションシステムは、全自動システムにより、幹細胞抽出過程において人手での作業を極力排除。抽出過程の汚染を回避し、確かな安全性が確保されます。
フロスト&サリバン賞受賞
2008年、セリューションシステムの開発企業であるサイトリ・セラピューティクス社(Cytori Therapeutics, Inc)は、その技術に対して北米再生医療技術革新賞および米国医療機器業界革新&進歩賞を授与されました。
ISO9001・ISO13485認証取得
セリューションシステムは、ISO9001およびISO13485を取得している工場で製造されています。
石灰化(しこり)のリスクを最小限にとどめる“マルチプルインジェクションテクニック”
一部分に大量の脂肪を注入すると石灰化(しこり)のリスクが高まりますので、当院ではごく少量の脂肪を広範囲にまんべんなく注入する「マルチプルインジェクション」テクニックを採用しています。


当院の体制・技術
美容外科初!ISO9001:2008認証を更新取得 〜医療における安全性の客観的判断基準として〜
「安全なクリニックを選びたいけれど、何を基準に判断すればいいの?」そのような患者様からの声にお答えすべく、聖心美容外科では美容外科で初めて ISO9001:2000認証取得し、最新版となるISO9001:2008への移行も完了しました。ISO9001:2008は、外部機関による厳しい審査の結果、国際水準的に一定以上の質の高い医療が提供できる管理体制の確立、また継続的な改善がなされていると認められた場合に限り、認証されるものです。
1年に1回の外部審査に加え、3年毎の更新審査を受ける必要があるため、そのクリニックがISO9001:2008に認証されているか否か?は、安全で信頼できる美容外科を選択する際の客観的判断基準になると、当院は考えております。
認証の取得は、聖心美容外科の開院以来の理念と実践が具体化されたひとつの形に過ぎません。これからも、患者様の満足を第一に、「選択肢のさらなる拡大」を図るとともに「最高の医療と顧客サービス」を念頭に、新技術を全国に先駆けて導入するリーディングクリニックとして邁進いたします。
脂肪細胞を壊さない“吸引技術”で、活性度の高い幹細胞を採取
脂肪組織由来幹細胞の“質”を測る指標として「活性度(生存率)」があります。脂肪組織由来幹細胞の活性度が高い程、バスト注入後の生着率も高まります。
しかし、脂肪吸引の技術力が低いと、吸引時に脂肪細胞を傷つけてしまい、脂肪組織由来幹細胞の活性度も大幅に低下してしまうのです。活性度が高く、良質な脂肪を壊さずに吸引する」ためには、高度な吸引技術が必要です。
- 当院で採取した脂肪から得られた幹細胞は、他院のものに比べ20%も活性度が高いことが実証されています(2009年オリンパス社調べ)
- 2010年に香港で開催された世界的な美容・アンチエイジングの学会「IMCAS ASIA」にて、鎌倉統括院長が「脂肪吸引技術の違いによる幹細胞の生存度」について講演しました。
症例数世界一の実績、科学的功績に外部機関からも高評価
当院では、乳房再建や豊胸術・脂肪吸引の豊富な経験を持つ医師が執刀にあたります。聖心再生医療センター(東京・大阪・福岡・札幌)におけるセリューション豊胸術の症例数は455症例(2012年1月現在)を達成し、世界的にも類を見ない圧倒的な数となっています。また、自己組織移植(脂肪注入)では6,000症例以上の実績があります。これらの実績を踏まえ、2012年4月には横浜・名古屋・広島に聖心再生医療センターを開設しました。
また、国内外の多数のクリニックに対し、脂肪組織由来幹細胞移植の技術指導や学会講演を行っています。
幹細胞の抽出には、安全性が確認された唯一の酵素を使用
脂肪組織内に含まれている幹細胞を脂肪細胞から分離し、濃縮するためには特殊な酵素が必要となります。その酵素は、全世界的に見ると数種類しかありません。その中でも、人体に使用して良いとFDA(米国食品医薬品局)とCE(EU品質基準)から認可を受けているのは、サイトリ・セラピューティクス社の、非動物由来の酵素のみです。
ご注意ください
セリューションシステム以外で使用されている幹細胞分離のための酵素は、人体に使用を許されていない動物由来の酵素であり、危険性が高いといえます。現に、サイトリ・セラピューティクス社製以外のメーカー(韓国製など)の脂肪組織由来幹細胞抽出機器等は、非常に安価なシステムであり、かつ安全性は一切担保されておらず、シンガポール・台湾・香港の臨床現場において、感染症が複数報告され、現地医師は使用を中止している方が多いのが現実です。
乳房再建術を受ける前に、使用する「酵素」の安全性について、確認することをお勧め致します。
不要な細胞・液体を取り除き、脂肪を濃縮する“ピュアグラフト”を使用
脂肪吸引で吸引した液体には、脂肪細胞以外にも水分や血液などの成分が含まれています。脂肪の生着率を高めるには、脂肪細胞以外の成分を極力取り除くことが必要です。通常の遠心分離機では、水分の除去しかできず、細胞の選定は不可能です。
しかし、当院で採用している「ピュアグラフト™250(Puregraft™)」は、特殊なフィルター(膜)で、脂肪吸引で採取した液体に含まれる様々な細胞・液体を選定し、水分だけでなく、脂肪細胞以外の不要な成分を20%以下にまで取り除きます。このピュアグラフト™250を使用することにより、生着率をさらに高めることが可能になりました。

ピュアグラフト™250は、セリューションシステムの開発・製造元であるサイトリ・セラピューティクス社(米国)の製品です。
ピュアグラフト™250の細胞・液体選定能力の優れた特長にはもう1つ「幹細胞を残す」という点があげられます。吸引した脂肪をフィルターで選定する際、不要な細胞・液体のみを除去し、必要な幹細胞はしっかり残すことができるのです。処理後の脂肪細胞液に含まれる脂肪細胞と脂肪組織由来幹細胞の量(割合)は、常に一定であることが実証されています(サイトリ・セラピューティクス社調べ)。

■乳がんの啓発運動
当院は「日本乳がんピンクリボン運動(NPO法人J.POSH)」にオフィシャルサポーターとして協賛しています。また、乳がんの啓発を目的としたWEBサイト「もっと知ろう!乳がん」も運営し、女性のQOL向上に貢献したいと考えています。
■乳房再建に再生医療の安心を
聖心再生医療センターを中心に、全国7院で再生医療への積極的な取り組みを行っています。乳房再建においても、患者様が安心して再建に臨んでいただけるよう、バッグなどの異物ではなく、ご自身の脂肪を用いたセリューション乳房再建術(再生医療)を行っています。
なお、当院の鎌倉統括院長は九州中央病院で実施されている「セリューションシステム」を用いた乳房再建(脂肪組織由来幹細胞移植)プロジェクトメンバーとして参画しています。

施術の流れ
セリューションシステムは、数日かかるような細胞培養をせずに、高濃度の幹細胞を抽出することができるため、日帰りでの手術が可能です。(手術時間約4時間)


費用
施術費用詳しくは施術費用ページでご覧いただけます。
聖心美容外科の高品質医療を、安心価格で患者様にご提供いたします。

